プロポリスの手引き

セサミンの美容効果(シミとり)

1.セサミンの美容効果(シミとり)

ゴマに含まれている抗酸化成分のセサミンには、肝臓内で活性酸素を強力に消去する働きがあるため、健康効果に限らず美容にもさまざまな効果が期待できます。
紫外線を浴びるほかに、加齢やストレスなども原因となってできる肌のシミ対策には、セサミンの摂取が有効とされています。
シミ予防には通常の日焼け対策も必要ですが、セサミンを活用して身体の内側からもアプローチをおこなうと、より有益な効果が見込めるのです。
この記事では、セサミンに期待できる美容効果・効能のうち、シミ予防についてご紹介します。

2.シミができる主な原因とは

シミとは、皮膚内で作られるメラニンという色素が細胞内に蓄積し、地肌の色よりも濃く見える部分を指します。
いくつか種類のあるシミの中で一般的なのは、紫外線を浴び続けてできる「日光性黒子(こくし)」で、主に40代以降の人の顔や手の甲、腕や肩といった紫外線を受けやすい部位に多くできます。
表皮とその内側にある真皮からできている皮膚のうち、シミに深く関わるのは一番外側にある表皮の部分です。
厚さがわずか0.1~0.3mmの表皮は4つの層に分かれていて、表皮細胞(ケラチノサイト)や色素細胞(メラノサイト)などから構成されています。
その一番下の基底層に存在するメラノサイトが、シミの原因となるメラニンを作り出すわけですが、これは紫外線の害から細胞核を守る防御反応なのです。
表皮が紫外線を浴びるとチロシナーゼという酵素が活性化し、メラノサイトに信号が送られてメラニンが作られ、細胞内のメラノソームという小胞に蓄積されます。
メラニンの詰まったメラノソームがケラチノサイトに受け渡されることで、細胞核を紫外線から守る仕組みになっています。
皮膚細胞は本来、約28日周期で入れ替わるターンオーバーをくり返しているため、紫外線を浴びて作られたメラニンもその周期に従って役目を終え、古い細胞とともに剥がれ落ちていきます。
しかし、紫外線を長時間浴び続けているとメラノサイトが増殖し、メラニンの生成が活発になります。
さらに加齢やストレス、肌への過剰な刺激などの原因でターンオーバーの周期が乱れると、本来なら新陳代謝によって排出されるはずのメラニンも表皮細胞に留まり、色素が沈着してシミとなってしまうのです。

2-1.シミと活性酸素の関係性
老化を促す原因のひとつである活性酸素も、シミを作る引き金と考えられています。
通常の酸素の約2%を占める活性酸素は呼吸によって発生する物質で、体内に侵入した病原菌の感染から細胞を守ったりする働きがあります。
人体が紫外線を浴びると、それに含まれている有害物質の影響から皮膚を守るため、活性酸素が大量に発生してしまうのです。
過剰に発生した活性酸素は正常な細胞まで傷つけてしまうので、細胞へのダメージを防ぐために表皮内のメラノサイトが大量のメラニンを作り出します。
それが活性酸素の攻撃を細胞の代わりに引き受けていると考えられていますが、メラニンが過剰に生成されると新陳代謝が追いつかず、色素が沈着してシミの出現を招いているのです。
また、活性酸素が必要以上に発生すると皮膚内の脂質が酸化して、シミの生成につながる過酸化脂質が合成されます。
酸化によって合成された過酸化脂質は、体内から自然に排出されない性質があり、そのままでは蓄積される一方となってしまいます。
そこにメラニンが集まると新陳代謝が正常に機能しないため、シミが作られていくと考えられているわけです。

3.セサミンがシミとりに効果的な理由とは

前述のとおり、シミの主な原因は紫外線を浴びることなので、暑い時季だけでなく年間を通して日焼け止めを使ったり、帽子や日傘を活用したりするなどの日焼け対策も必要です。
それだけでなく、セサミンなどの抗酸化成分を摂取して体内から活性酸素の発生を抑えると、より効果的なシミ対策となります。
特に、人は外部からストレスを受けると交感神経が刺激され、体内でコルチゾールなどのストレスに対抗するホルモンの分泌が促されます。
交感神経が優位になると身体は緊張状態になり、呼吸数の増加や脈拍・血圧の上昇、血管の拡張や精神覚醒といった脳や身体のエネルギー消費量が増加する、さまざまな影響が及びます。
つまり体内で必要とされる酸素の量やその消費量が増えるに伴って、活性酸素の発生量も増えることになり、それが皮膚細胞を酸化させシミの生成を招いてしまう原因となるのです。
脂溶性の抗酸化成分であるセサミンは、他の抗酸化物質とは異なり、肝臓の門脈から吸収されて肝臓内で直に抗酸化作用を発揮する特性があります。
また、セサミンの抗酸化作用によって肝機能が高められると、血行が改善されて肌に栄養素が行き届き、新陳代謝が正常に機能することになるわけです。
体内の活性酸素の約80%は肝臓で発生するため、そこに到達してから活性酸素を効率よく消去する働きのあるセサミンは、メラニンの過剰な生成を防いだり新陳代謝を促したりしてシミ予防に役立っているのです。