プロポリスの手引き

セサミンとあわせて摂りたいもの(ローヤルゼリー)

1.セサミンとあわせて摂りたいもの(ローヤルゼリー)

ゴマに含まれる抗酸化成分のセサミンには、肝臓内で直に抗酸化力を発揮する性質があるため、人体の健康を支えるだけでなく美容効果も期待できます。
また、その作用からほかの成分の酸化も防ぎ、十分にその効果を発揮させるサポート役としても機能します。
セサミンとあわせて摂りたいものには、栄養の宝庫とも呼ばれるローヤルゼリーが挙げられます。
いずれも単体で摂っても十分有益な効能が得られますが、セサミンがローヤルゼリーに含まれる成分を酸化から守ることでさらに高い効果が期待できるのです。
この記事では、セサミンとあわせて摂りたいローヤルゼリーについてご紹介します。

2.セサミンとあわせて摂りたいローヤルゼリーとは

ローヤルゼリーとは、若い働きバチが女王蜂の食糧として作り出す乳白色のクリーム状の物質です。
女王蜂のための特別な食糧ともいえるローヤルゼリーは「王乳」とも呼ばれ、働きバチの2倍以上の体長があり、毎日2000個を超える産卵をおこなう女王蜂の生命力を支える源と考えられています。
ローヤルゼリーには、三大栄養素であるタンパク質・糖質・脂質をはじめ、人体の健康維持や生命活動に欠かせない必須アミノ酸や各種ビタミン、ミネラル類など約40種類の栄養素がバランスよく含まれています。
そのほか、ローヤルゼリーの特有成分であるデセン酸(10-ハイドロキシ-δ-2デセン酸)などが含まれているのが特徴です。
特有成分とは、合成成分ではなく天然成分として摂る場合、その物質にのみ限定して含まれている栄養素のことで、現時点でローヤルゼリーには4種類の特有成分の存在が明らかにされています。
これらの栄養素が凝縮されたローヤルゼリーは、免疫力の強化や肝機能の向上、老化の防止や更年期の症状改善などに優れた効果を発揮するのです。

3.セサミンとローヤルゼリーをあわせて摂るメリットとは

ゴマに含まれている抗酸化成分のセサミンとローヤルゼリーをあわせて摂ることで、得られるメリットを3つご紹介します。

3-1.ローヤルゼリーのデセン酸の酸化を防ぐ
ローヤルゼリーの特有成分である10-ハイドロキシ-δ-2デセン酸は、一つ以上の二重結合を持つ不飽和脂肪酸のため、ほかの物質と結びつきやすい性質があります。
そのため酸化の原因となる酸素とも容易に結合するため、酸化しやすいのがデメリットといえます。
脂溶性の抗酸化成分であるセサミンは、摂取すると肝臓につながる静脈である門脈から吸収され、肝臓に届けられたあとに抗酸化物質へと変化する特性があります。
多様な機能を持つ肝臓は、その活動によって体内の活性酸素の約80%を発生させるため、肝臓内で直に抗酸化力を発揮するセサミンは、細胞内の成分を酸化させる活性酸素を効率よく消去するわけです。
セサミンとローヤルゼリーをあわせて摂ることで、ローヤルゼリーに含まれる10-ハイドロキシ-δ-2デセン酸を酸化から守り、その効果を十分に発揮させる効果が期待できるのです。

3-2.ローヤルゼリーの類パロチンの効能を高める
ローヤルゼリーに含まれる特有成分には、「類パロチン」という成分も挙げられます。
類パロチンは、10-ハイドロキシ-δ-2デセン酸と並ぶ特有成分として注目される栄養素のひとつで、体内で分泌されるホルモンのパロチンと同様の働きをすると考えられています。
パロチンとは唾液に含まれている成長ホルモンで、骨や歯・皮膚の健康を保ったり、筋肉を強化したりする働きをし、生後から成長期に活発に分泌されます。
しかし、20代半ば頃をピークに分泌量が低下するため、身体の成長が止まるとともに、徐々に細胞の老化が始まっていくわけです。
ローヤルゼリーを摂ると肌にハリが出たり、色つやがよくなったりする効能が得られるのは、主に類パロチンがパロチンを補う作用によると考えられています。
セサミンとあわせてローヤルゼリーを摂ると、肌にみずみずしさを与える作用のある類パロチンの酸化を防ぎ、その効能を高めるメリットが得られるのです。

3-3.更年期などの不定愁訴が改善される
ローヤルゼリーを摂ると、自律神経のバランスが整えられ、さまざまな不定愁訴が解消される効果が期待できます。
その働きを支えているのは、10-ハイドロキシ-δ-2デセン酸やアセチルコリンなどの成分です。
特に神経伝達物質のひとつであるアセチルコリンは、自律神経の乱れによる無気力やうつ症状、イライラや不安といった精神的な症状をやわらげる作用に優れています。
一方、セサミンは摂取すると体内で女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするため、ホルモンバランスを整える働きが期待できます。
ホルモンバランスの整調作用を持つセサミンと、自律神経を調整する成分を含むローヤルゼリーをあわせることで、ホルモン分泌と自律神経の調節を司る視床下部が正常に機能し、自律神経の正常な働きが維持されるわけです。
このような働きにより、エストロゲン不足の影響による自律神経の不調で引き起こされる、更年期症状などの不定愁訴の改善につながるのです。