プロポリスの手引き

セサミンとあわせて摂りたいもの(プロポリス)

1.セサミンとあわせて摂りたいもの(プロポリス)

ゴマに含まれている抗酸化成分のセサミンは、体内で過剰に発生すると、老化の助長やさまざまな疾患の原因となる活性酸素を効果的に消去する働きがあります。
セサミンと似たような作用を持ち、あわせて摂ると相乗効果が期待できるものには、プロポリスも挙げられます。
ミツバチが作り出すプロポリスには、抗菌や抗炎症、抗酸化作用に優れた成分が豊富に含まれているため、セサミンとあわせることでさらに高い効果が見込めるのです。
この記事では、セサミンとあわせて摂りたいプロポリスについてご紹介します。

2.セサミンとあわせて摂りたいプロポリスとは

プロポリスとは、ミツバチがさまざまな樹木から集めた樹脂や花粉に、唾液や蜜ロウなど自らの分泌物を混ぜて作り出すニカワ状の物質で、黄緑色から暗褐色まで多様な色をしています。
一般には、ブラジルやオーストラリアで採れるプロポリスにはユーカリが、ヨーロッパではポプラがそれぞれ主な原料に使われています。
これらの植物に共通するのは、抗菌・抗炎症作用を持ち、免疫力の向上などの効果が期待できる成分の配合比率が高い点です。
もともとプロポリスは、ミツバチが巣にできた穴や隙間などを埋めるための材料に利用していることから、ハチの巣の補修材と考えられていました。
しかし、プロポリスには外敵の侵入や雨風の浸食から巣を守る働きがあるだけでなく、巣の内部の温度を一定に保ったり、カビや病原菌の繁殖を防いだりするなど大きな役割を担っています。
抗菌作用の高いプロポリスが巣の入り口だけでなく内側の通路にも使われているのは、通路を狭めて外敵の侵入を防ぐ以外に、ミツバチが帰巣のたびにプロポリスと接触することで有害菌を滅菌する効果があるためです。
つまりミツバチがプロポリスを利用するのは、密度や湿度の高い巣を無菌状態に保ち、腐敗を防ぐことが最大の目的と考えられているのです。

2-1.プロポリスに含まれる成分や作用・効果について
プロポリスの主な含有成分は、材料となる樹木の原産地や採集の季節、ミツバチの種類などにより異なるものの、ビタミンやミネラル類が挙げられます。
しかし、それらの含有量は実験データでは微量とされており、代わりにフラボノイドや酵素類が多く含まれています。
光合成をおこなう植物に含まれる色素や苦味成分であるフラボノイドはポリフェノールのひとつで、現在まで4000種以上が発見されていて、その多くが強力な抗酸化作用を持っています。
プロポリスに含まれるフラボノイドは20~40種、一説には500種ともいわれ、それらには抗ストレス作用や抗菌作用などがあるほか、老化の原因となる過酸化脂質の増殖を抑える働きが備わっています。
中でもプロポリスには、抗酸化作用や抗炎症作用を持つポリフェノールのカフェイン酸(コーヒー酸)とアピゲニンが豊富に含まれているため、細胞を酸化ストレスから守る働きに優れています。
プロポリスはこれらの成分の働きによって免疫機能を司る細胞を活性化させ、免疫力を高める作用を発揮するため、風邪やインフルエンザにかかりにくい身体づくりに役立ちます。
また、痛みや腫れ、熱を伴う炎症をやわらげる作用もあり、口内炎の予防や花粉症を改善・予防する効果なども期待できるのです。

3.セサミンとプロポリスをあわせて摂るメリットとは

3-1.抗酸化作用で生活習慣の予防が期待できる
プロポリスに豊富に含まれているフラボノイドは、植物が紫外線のダメージや害虫などから自身を守るために作り出した成分で、その働きは人体に摂り入れても効果を発揮します。
抗酸化作用の高いフラボノイドは、セサミンと同様に活性酸素を消去してLDLなど細胞内の成分の酸化を防ぎ、動脈硬化による生活習慣病の予防効果が期待できます。
また、肝臓の門脈から吸収されるセサミンは、肝臓内で効率よく活性酸素を除去する作用があることから、脂質の代謝機能を促すなど肝機能を高める効能が得られます。
セサミンとプロポリスをあわせて摂ると、それぞれの抗酸化作用が相乗効果を生み出し、中性脂肪の血中濃度を下げて動脈硬化を防ぎ、生活習慣病の予防につながるのです。

3-2.花粉症の予防効果が見込める
花粉症などのアレルギー反応は、マスト細胞(肥満細胞)が外部からの刺激に過剰反応した際、神経伝達物質のヒスタミンが放出されることで引き起こされます。
通常であればヒスタミンは、体内では他の物質と結合し不活性の状態で存在しますが、外部刺激を受けて過剰に活性するとアレルギー症状の原因となってしまいます。
プロポリスはこのヒスタミンの血中濃度を下げる作用があるため、花粉症のアレルギー反応である炎症を鎮め、症状の緩和や予防効果が見込めるのです。
また、花粉症のアレルギー反応によって炎症が生じた部位には活性酸素が多く発生し、それによって正常な細胞がダメージを受けることで炎症を長引かせてしまいます。
プロポリスの持つ血中のヒスタミン濃度を下げる働きに加え、セサミンの抗酸化作用によって活性酸素による症状悪化を防ぐことで、花粉症の予防効果が期待できるのです。