プロポリスの手引き

セサミンとあわせて摂りたいもの(αリノレン酸)

1.セサミンとあわせて摂りたいもの(αリノレン酸)

セサミンとあわせて摂りたいものには、健康によい影響をもたらすオメガ-3脂肪酸のひとつであるαリノレン酸も挙げられます。
αリノレン酸は人体に欠かせない脂質で、細胞膜を構成する成分となるほか、血行を改善したり老化を予防したりするために作用しますが、構造上酸化しやすいのがデメリットです。
高い抗酸化力を発揮するセサミンとあわせることで、αリノレン酸を酸化から守り、その作用や効果を十分に発揮させるメリットが得られるのです。
この記事では、セサミンとあわせて摂りたいαリノレン酸についてご紹介します。

2.セサミンとあわせて摂りたいαリノレン酸とは

αリノレン酸とは、全身の健康によい脂質のオメガ-3脂肪酸に分類される成分のひとつで、人体内では細胞膜を構成する主要成分であるリン脂質にも含まれています。
そもそも脂肪酸とは、炭素と水素・酸素から構成される成分で、炭素に二重結合を含む脂肪酸を不飽和脂肪酸と呼びます。
αリノレン酸は炭素の二重結合を2つ以上持つ多価不飽和脂肪酸に当たり、さらにその中でもオメガ-3脂肪酸(n-3系脂肪酸)に分類され、体内に摂り込まれたあと代謝によってEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)に変換される性質を持ちます。
リノレン酸には発見された順番にα、γ、βといった種類が存在し、1番目に発見されたαリノレン酸は人体内で合成できない必須脂肪酸のため、食品から摂取する必要があります。
不足すると脳や神経、皮膚に影響が及び、バリア機能を低下させシワやたるみの原因となったり、うつ症状を引き起こしたりする場合があるため、意識的に摂りたい栄養素のひとつといえます。
なお、αリノレン酸を多く含む油脂にはエゴマ油やアマニ油があり、特にエゴマ油に含まれるαリノレン酸は60%以上を占めています。
熱に弱く酸化しやすい性質があるため、加熱調理よりもドレッシングやマリネに利用したり、できるだけ早く使い切ったりするのが推奨されています。

3.セサミンとαリノレン酸をあわせて摂るメリットとは

3-1.セサミンがαリノレン酸の酸化を防ぐ
αリノレン酸は、魚やオキアミなどの海洋生物に含まれるEPAやDHAと同じオメガ-3脂肪酸で、その構造上の理由から熱に弱く、非常に酸化しやすい性質を持っています。
いくら健康によい脂肪酸でも、酸化した状態で摂取すると身体に悪影響を与える可能性が高まり、老化を助長したり動脈硬化を招いたりする原因となってしまいます。
ゴマに含まれる抗酸化成分のセサミンは、単独で抗酸化力を発揮するだけでなく、他の成分を酸化から守る作用も備えています。
肝臓の門脈から吸収され、肝臓に届けられてから抗酸化物質に変換されるセサミンは、肝臓内で効率よく活性酸素を消去するため、αリノレン酸の酸化を防いでその効果を発揮させるために役立っているのです。

3-2.老化を防ぐ効果を高める
人体は約60兆個の細胞から構成されており、そのひとつひとつには内外を隔てて、内部環境を一定に保つ細胞膜が存在しています。
その細胞膜には、乾燥と外部刺激から皮膚細胞を守るバリア機能を支える役割があるため、特定の物質が侵入するのを阻むために作用しているのです。
αリノレン酸などオメガ-3脂肪酸は、人体の細胞を保護する重要な役割を担う細胞膜の構成成分のため、不足すると細胞膜の形成に影響が及び、全身の老化を促すことになってしまいます。
セサミンの持つ抗酸化作用によって、αリノレン酸や細胞が酸化から守られることで過酸化脂質の合成を防ぐうえ、αリノレン酸が質の高い細胞膜を形成するために老化予防に高い効果が期待できるのです。

3-3.血行改善の効果を高める
αリノレン酸は体内でEPAやDHAに変換されるため、それぞれが持つ働きにより、血行を改善する効果が得られます。
EPAには血管を拡張する作用のほか、赤血球の細胞膜に柔軟性を与えたり、血小板の凝集を抑えたりする働きがあり、血行をスムーズにする効果が見込めます。
また、DHAには血管壁の細胞と赤血球の細胞膜をやわらかくする作用があり、脳の血液脳関門を通過できる性質があるため、神経伝達物質の分泌量を増やし、脳の機能を高める働きも備わっています。
いずれも血中の中性脂肪やLDL(悪玉コレステロール)濃度を下げる作用があるので、両者は互いの働きを補いつつ血管の健康を維持し、動脈硬化を防いで高脂血症や心筋梗塞など生活習慣病の予防にも効果が期待できるのです。
一方、セサミンは肝臓内で直に抗酸化作用を発揮することで、肝臓の脂質代謝機能やコレステロール調整機能を活発にし、肝機能向上に貢献しています。
肝機能が高まることにより、血中の中性脂肪などの濃度を下げ、過酸化脂質の合成を防いで血栓予防につながります。
血行改善に効果を発揮するセサミンとαリノレン酸をあわせることで、血管の健康を維持したり血液の状態を良好にしたりする効果がさらに高まるのです。